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便秘や便もれでお悩みのかたは福岡山王病院 外科の壬生隆一先生の外来を電話でご予約ください。Tel 092-832-1226)

排便障害・便秘・便もれの精密検査
”腸管移送能検査””排便造影””直腸肛門内圧検査”について 

なぜ便秘の検査が必要なのか?

便秘の原因にはさまざまなものがあります。
①大腸がんのような腫瘍ができて腸の一部に通過障害を起こしたもの、
②水分や食物繊維の不足によって便の性状が非常に固くなったもの、
③腸の働きが弱くなったり、リズムが乱れるようになったもの、
④おしりの近くまでは正常に便は来るけどうまく排泄できないもの、
⑤便はちゃんと出ているのに残便感がつづくもの、
その他にもいろいろあります。
これらの原因によって便秘の治療法は全く違うのですが、患者さんの中には原因もわからないまま、長期間下剤を飲み続けているかたも少なくないようです。当院ではいくつかの精密検査を行って、便秘や便もれといった排便障害の原因をはっきりさせて、効果的な治療を行うことができます。

腸管移送能検査

経口マーカーを内服し、レントゲンでマーカーの場所を経時的に追跡し、腸管の移送能や通過障害の有無を調べます。
経口マーカー1.jpg
朝食と一緒にカプセルを飲んでもらいます。
カプセルの中にはレントゲンに移る輪状のマーカーが20個入っています。

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経口マーカーが右側大腸(一日目)、横行結腸(二日目)、左側大腸(三日目)と運ばれていくのがわかります。

排便造影検査(デフェコグラフィー)

バリウムを直腸に注入し、便を排泄する能力を調べる検査です。
安静時、収縮時、怒責時の三相を撮影し、バリウムの排泄量やおしりの周りの筋肉の動き方を観察します。
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安静時(左図)、収縮時(中央図)、怒責時(右図)で直腸の形の変化が少ないのがわかります。
したがって、排便に必要な筋力の低下が便秘の原因だと思われます。
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直腸が前側に突出しているのがわかります。(左図)
怒責によってバリウムは排出されましたが、便は直腸瘤のなかに入ったまま排出できないのがわかります。(中央図、右図)
したがって、直腸と膣の間の壁が弱いことが便秘の原因だと思われます。
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便秘、残便感を訴えられてこられた方です。
検査では便は問題なく排泄できているのがわかります。
しかし、強い怒責により直腸が重積してきており、便が残っていると錯覚していたことがわかりました。
くるめ 073.jpg
直腸が全体的におしりの外に脱出しています。
したがって、直腸脱が便漏れや下着の汚れの原因であると思われます。

直腸肛門内圧検査

おしりに細いカテーテルを入れて肛門の圧力や動きを観察します。
IMG_0001.jpgIMG.jpg
怒責時(便を出そうとする時)の肛門内圧の波形を示しています。
左図は正常の方の波形です。
右図は排便障害のあるかたの波形ですが、便を出そうとするときに肛門内圧が上昇している(おしりが締まってしまっている)のが分かります。これではいくら腹圧をかけて息んでも便はでません。このような奇異性収縮があるかたには、バイオフィードバック療法などの排便訓練を行います。

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