豊永敬之の切れ痔・裂肛・肛門狭窄の治療の論文 of 福岡の大腸・肛門科専門医による痔・肛門科・大腸内視鏡(大腸カメラ)のサイト 大腸肛門武者修行

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主な研究や論文

慢性裂肛に対する治療戦略

第64回 日本大腸肛門病学会総会 2009 パネルディスカッション

豊永敬之、壬生隆一、清永英利、園田幸生、平田敬治(福岡山王病院)
野澤真木子(日本橋レディースクリニック)
松島誠(松島病院大腸肛門病センター)
荒木靖三(大腸肛門病センター くるめ病院)

主な内容

急性裂肛は排便コントロールを中心とした生活療法と薬物療法による保存的治療で早期に改善することが多い。一方、慢性裂肛は保存的治療に抵抗性なことも多く、時には外科的手術が必要になる。当院での治療方針:痔核随伴性裂肛などを除けば、急性裂肛、慢性裂肛ともに、裂肛の病態を良く理解してもらった上で、保存的治療より開始する。保存的治療の効果を見た上で、そのまま保存的治療を継続するか、外科的処置を追加するかを検討する。客観的な評価として肛門内圧検査も有用である。外科的治療の適応は、(1)裂肛本体に対する治療、(2)肛門狭窄に対する治療、(3)肛門ポリープや裂肛性痔瘻などの二次性病変に対する治療、にわけて有効性を予測するのが実際的である。さらに肛門狭窄についてはその原因が、肛門上皮の不足か、内括約筋の肥厚か、括約筋の過度な緊張によるものかを判断する必要がある。これらの評価をもとに、(1)に対しては裂肛切除、ドレナージ形成、(2)に対しては瘢痕部切除、用指拡張術、括約筋切開術、皮膚弁移動術、(3)に対してはポリープ切除や痔瘻根治術を選択する。肛門狭窄に対する手術術式の選択:われわれは用指拡張術または括約筋切開術を第一選択と考えている。高度狭窄をきたし肛門上皮が絶対的に不足した症例に限り皮膚弁移動術を行っている。用指拡張術と括約筋切開術の3年後の無再発率は両群ともに90%を超え、良好な成績を認めた。

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